top of page
執筆者の写真Aya Sato

【まちゼミ】文字を書く楽しさを

はがきに1文字書いて遊びましょう(天嶂書院・中島千里さん





皆さん、書道と聞くとどんなイメージがありますか?

字が下手だからあんまり得意じゃない?

小学生の頃に習った習字のように、「とめ」「はね」「はらい」を使って、きちんとした楷書で整ったきれいな文字を書くもの、というイメージが強いんじゃないでしょうか。それも書道の大事な一部ですが、書道はもっと自由に文字の美しさを楽しむもの。



そうした文字を書く楽しさをもっと自由に感じてほしいと、今回、書道教室天嶂書院の中島千里さんがまちゼミで行う講座は、はがきに1文字を書いて自分だけの作品を作る講座。書道を楽しんだ後は、ハガキ掛けもいただけるので、お気に入りの一枚を持ち帰って飾ることができます!



「どんな字でもいい」と千里さんはいいます。筆や紙の種類、墨のすり方ひとつでも表情が変わる。そんな書道の魅力にもっと触れて楽しんでもらえれば、と話してくれました。




元々は千里さんのおじいさんが、家で教えていた書道。千里さんも学ぶというよりも生活の中で自然に書道に触れて、親しんできました。



歴史に興味があり奈良の大学で学んでいた千里さん。歴史を学んでいくうちに、幼い頃から親しんできた書道と自分が興味を惹かれる歴史がリンクしていった、といいます。奈良は、中国からはじめに日本に書道が入ってきた場所。古くからの墨屋さんや紙屋さんもあります。そういった土地で暮らす中で肌感覚で歴史を感じられたそう。



千里さんは、文化の中で人間が芸術として作ってきたモノに、いつも心を惹かれるといいます。歴史を紐解いても飢饉など人間社会に危機が訪れたときに、祈りを捧げたり、心を慰めたりするために何かを作る、そうした連綿と続く人間の営みをモノを通じて感じられること、そうした営みや普遍的なモノの魅力はいつの時代も変わらない、といいます。



書道の書という字は、もともと文字の美しさを指す言葉。今から3000年以上前には中国で現在の漢字の源流となる文字が使われていました。石や骨などに文字が刻まれた化石が見つかっていますが、その当時から字のバランスや美しさを人類は追求し続けてきたことがわかります。千里さんは、4世紀に書道を芸術として確立した王 羲之らに源流を有する伝統書道の流派に所属し、歴史上の書家の書き残した作品から文字の美しさを研究し受け継ぎ、自分の書道を追求しています。



書道教室天嶂書院では、未就学児から80代まで幅広い層に書道の魅力を伝えています。奥深い魅力と歴史を持つ書道。あなたもぜひこのまちゼミ講座から始めてみてはいかがでしょうか?





◆はがきに1文字書いて遊びましょう

開催日  10月9日(土)14:00〜15:00

10月20日(水)10:00〜11:00

会場 天嶂書院/下呂市金山町金山2271-4

対象: どなたでも

持ち物: 無し

材料・教材費: 500円(はがき・はがき掛け・墨代)

定員: 1講座あたり8名

講師: 中島 千里

予約: 9月18日(土)からお電話にてご予約ください

   080−2412−4781(天嶂書院


 

天嶂書院

住所:岐阜県下呂市金山町金山2271-4

お問い合わせ:080−2412−4781

​小中学生

曜日

時間

回数

月謝

水・金

16:00〜18:00

(時間内に30〜40分程度)

月4回

3,700円(本代・材料費込)

18:00〜19:30

​月3回

3,200円(本代・材料費込)

​土

19:30〜21:00

​月3回

3,200円(本代・材料費込)

一般

14:00〜15:30

月4回

​4,000円(本代・材料費別)

​19:30〜21:00

​​月3回

3,500円(本代・材料費別)

18:00〜19:30

​月3回

3,500円(本代・材料費別)

19:30〜21:00

​月3回

3,500円(本代・材料費別)

※入会時に入会金1,000円が別途必要です。​

​ ​


閲覧数:607回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page